返済計画のリスケジュール

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 住宅ローンの返済に困ったら、金融機関に相談して返済条件を変更してもらうことも一つの解決策です。

これを「リスケジュール」と言います。

具体的には、 「返済期間を延長する」 「一定期間、毎月の返済額を減らす」 「ボーナス払いをやめて、毎月の返済に上乗せする」 というように、返済条件を変更してもらえる可能性もあります。

 

金融機関とリスケジュールの交渉をするには、

・返済計画の変更が必要な理由

・現在の返済状況

・今後の返済計画

・計画を変更すれば返済が可能な根拠 等を準備していきましょう。

 

 

返済可能な計画に変更してもらえれば一安心ですが、注意も必要です。

返済期間を延長すれば、支払い完了時の年齢も上がり、退職後も年金の中から返済していかなければならない可能性もあります。

リスケジュールは利息を減額してくれるわけでもなく、金利を下げてくれるわけでもありません。

一時的な減給や賃金カットであれば有効な手段ですが、将来的に収支を改善できないと根本的な解決にはならないので、無理な返済計画は禁物です。

 

しかし、リスケジュールによってマイホームを手放さずに、無理なく返済できるようになったという事例も多くあります。

最近では、金融機関にご自身で交渉しても受け入れてもらえず、弁護士が入って交渉したところリスケに応じてくれたという例もあります。 まずは専門家にご相談されることをお勧めします。

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大江戸下町法律事務所

当事務所は、平成16年4月に開業し、弁護士1名、事務スタッフ3名でスタートしました。平成22年には、業務充実のため法人化し、支部を構え、現在弁護士8名(東京7名、柏1名)及び事務スタッフ10名強にて運営しております。いずれのオフィスも駅近で交通至便です。 |当事務所の弁護士紹介はこちら 事務所名は、先祖代々下町で暮らしてきた私の発想(我儘?)でつけました。 当事務所は「正しい人を守る」ための弁護士活動をしています。お金持ちにも、正しい人悪い人いずれもいますし、弱者にも、正しい人悪い人いずれもいます。いずれであっても、正当な人の正当な利益のために働きたいと考えております。 子細なことであっても結構です。お気軽にご相談ください。

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